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パラリンピック・・・余命3年!!

『パラリンピック発祥の地 ロンドン』・・・伊藤智也さん 北京で金、ロンドン銀獲得!!
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ロンドンパラリンピックで日本のメダルラッシュが続いている。
陸上の伊藤智也選手(49)は、15年前に医師から余命3年と宣告を受けながら、
全力で競技と向き合い続け、今大会、日本陸上陣初となる銀メダルを獲得した。
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伊藤選手は「最高やねん。最高にストレートにうれしいねん。男、伊藤智也は絶好調です」と、
銀メダルをとった喜びを真っすぐな言葉で表現した。

しかし、ここまでの道のりは、決して平坦なものではなかった。
15年前、1万人に1人という難病「多発性硬化症」を発症し、医師からは、余命3年の宣告を受けた。
それでも、走り続けた。
明るいキャラクターが持ち味の伊藤選手は、2012年で49歳。
障害を抱えるようになって15年。34歳の時、突然病に襲われた。
病名は、多発性硬化症。医師からは、「もって3年」と通告された。
そんな時、ある偶然が、車いす競技との出会いをもたらした。
競技用の車椅子を間違えて注文・・・。

リハビリのつもりが、いつしか本格的に競技にのめり込んでいった。
伊藤選手は「体の事情はあるにせよ、いろいろな人に感動してもらえるような、
自分に悔いのない走りをしたい」と話した。

「激しい運動は寿命を縮める」とも言われた。
ドーピング検査のため、治療薬も制限された。
しかし、自らの走る姿を通じ障害者スポーツを普及させたい、そんな思いで走り続けてきた。
そして、連覇を狙うロンドンの舞台。
しかし、監督が明かしたのは、参加すら危ぶまれていたという事実。
所属するクラブ・大井和夫監督は「年齢的な問題や病気の進行は、4年前に比べれば、
厳しいものはあった。(ギリギリの状況での出場?)そうですね」と話した。

8月22日、伊藤選手は「ロンドン五輪が終わったぐらいは、若干緊張気味だったが、
やっと自分らしくなり、今は落ち着いている」と話していた。

両足だけでなく、左腕にもまひが広がっていた。
しかし、4年に一度の晴れの舞台。
伊藤選手本人も集大成と位置づけているロンドンで見せたのは、魂の走りだった。
見事、2大会連続となる銀メダル獲得。

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49歳、全力で走りきった。
伊藤選手は「年寄りには年寄りの意地があると見せたかった。素晴らしいレースでした」と話した。

願い続ければ必ず夢は叶う!!彼の生き方に感動を覚えます!!

がんばれ!!にっぽん!!

by tomomi_kumon | 2012-09-05 06:59 | Trackback | Comments(0)